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店長ブログ
あの日交わした約束は砕けて散った

ローマは一日にして成らず、紳士の道は一日にして成らず、スピーカーの道は一日にして成らず。
こんにちは、従業員Tです。
LINEお友達登録数ゼロにして鳴らず。
毎日がネタの宝物庫もしくは火薬庫こと某スタッフさん。
中学一年生の時、カナダへ留学に行ったそうな。
当時、昭和の都市伝説に『海外のエロ本は無修正』というものがあった。
カナダの成人指定は14歳からとなっており、某スタッフさんは溢れ出る若さと期待と情熱を抱いて街に繰り出した。
かつて中学生を経験した我々の時代に、堂々とそんなモノを見れようものならバカの道をまっしぐらになるだろう。
しかし、そこは14歳の留学生。
おこずかいには限界がある。
吟味に吟味を重ねた珠玉の数冊を抱えてお店を出た。
カナダまでナニをしにいったんだ某スタッフ少年。
その後、なんだかんだと留学期間を終えて帰国の途に就く。
久しぶりにみる息子の姿に期待を膨らませて空港に迎えに行く某スタッフさん御両親。
皆様の予想通り。
税関で捕まった某スタッフ少年。
世界中の男達の夢『PLAYBOY』を目の前に問い詰められる某スタッフ少年。
法と秩序の前で無慈悲に消滅しかけている。
そんな事になっているとも知らない某スタッフ少年御両親が空港に到着する。
『男子三日会わざれば刮目してみよ』
少年が大人の階段を上る時、度々暴走しがちになってしまう。
刮目どころか遠い目をしてる姿しか想像できない某スタッフ少年御両親のお気持ちは如何程だろうか。
その後、間違って購入したのでは?との御両親の説得により無事に釈放される某スタッフ少年。
税関に没収される男の夢。
心で泣いた某スタッフ少年。
泣きたい気持ちを押し殺した某スタッフ少年御両親。
大人の階段とは大威震八連制覇の如き厳しい試練なり。
そんな銀馬車では、驚邏大四凶殺を闘い抜くピーチな女性を募集中。
宇宙から自力で帰還できる男性スタッフも募集中。
民明書房刊『脱・童貞論-天国への扉編-』より抜粋