高校の時、同級生の弟さんが修学旅行のお土産に、寄生虫館の『暗闇で光るサナダムシTシャツ』なる物を買ってきてくれました。
「Tさん、好きそうやなと思うて」
そやけどもそやけども…。
こんにちは、従業員Tです。
人を何だと思ってんだコノヤロー(/・ω・)/

職場の規模にもよりますが、接客業では休憩時間やご飯休憩を全員で取れないのはよくある事。
一人一人交代で行くのが基本です。
当店銀馬車も接客業なので休憩などは交代で回します。
そんな食事休憩を回していたある日の事。

従業員Tが食事のタイミングで、とあるスタッフがウ〇コの話をし出した。

「止めて下さい！従業員Tさんは食事中ですよ！」

「ごめん…」

「…」

「…」

「…」

「一昨日…」

「…」

「…」

「トイレットペーパーで後ろを拭き取ったら、白っぽい太い糸みたいなのが見えたので、寄生虫かな？と思ったんです。何やと思います？」

「…寄生虫じゃないの？」

「…あの僕の気遣いは…」

お弁当の副菜にあったもやしを摘まんで持ち上げる。

「こいつです」

「！！」

「！！」

「消化しきれなかったんでしょうね、根っこが付いてました」

「…自ら率先してウ〇コの話するんや？」

「…あの僕の気遣いは…」

「ええやで、ええんやで、明日動く体力と筋力がちゃんとあれば、ご飯なんか何でもええんやでぇ」

「…」

「…」

そんな銀馬車では、コモドドラゴン並みの悪食と消化力を持った女性を募集中。
花粉症対策に寄生虫を飲んだ男子スタッフも募集中。